異世界ライフRPG「ラピクロ(ラピナスクロニクル)」の歩き方


 Aimingが2017年4月6日に正式サービスを開始した,新作スマホゲーム「ラピクロ(ラピナスクロニクル)」iOS / Android)は,“気軽にオンラインゲームの醍醐味を体験”できる,オンラインマルチプレイ対応のスマホ向けRPGである。

 本作は1人プレイでもじっくりと遊べるコンテンツ群,片手でサクサクと遊べるオート戦闘,あいさつ不要の自動マッチングによる気軽な協力プレイ,アバター・ジョブ・ボイスの組み合わせを追求するコーディネートなど,往年のMMORPG顔負けの魅力が,スマホ向けに,ゲーム作りに情熱を燃やすことで知られるAiming流にアレンジされている。

 本稿ではこれらの魅力を紹介するべく,“異世界で,ライフして,RPGしたい人”に向けた一助として,ラピクロの基本的なプレイガイドを取りまとめてみた。手軽さと奥深さが両立するこの世界の楽しみ方を,どうぞご覧あれ。

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「ラピクロ」公式サイト

「ラピクロ」ダウンロードページ

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ゲームの流れを追っていこう


 まず初めに,ファンタジーRPGではお決まりのジャブ(あいさつ)である,物語のイントロダクションに触れておこう。ゲームを始める前であっても,大なり小なりストーリーを理解しておくことは,RPG体験をより鮮やかにするための鉄則なのだ。

★ストーリー★

かつて人類は三人の女神に支配されていた。
人類は団結して女神に抗い、この戦いに勝利する。
三人の女神は封印され、人類は真の自由を手に入れる。

長きに渡り、人類は安寧の時を過ごすが
突如として大陸に異変が起きる。
すでに神話と化した三女神の復活である――

“十英雄”擁する人類は、再び結束し女神と対峙した。
かつてない激戦の末、二人の女神を封印するも、
最後の女神“ラキシス”を取り逃がす。

戦火が止んだ今もなお、女神の脅威は残る…


 以上がストーリーの概要である。最後の女神“ラキシスの存在がとてもとても不穏……。なお,ラキシスはゲーム開始時のチュートリアルでその姿を見せてくれるので,これからゲームを始めるという人は,彼女の存在を覚えておけば物語に入りやすいかもしれない。

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 ゲーム開始時,まずはプレイヤーキャラクターの性別を選ぶ。また,本作ではキャラクターボイスも充実しており,男性キャラなら浪川大輔さん,岡本信彦さん,KENNさん。女性キャラなら堀江由衣さん,小清水亜美さん,阿澄佳奈さんと,有名声優陣のボイスを選択できる。

 キャラ作成後,プレイヤーは冒険の地「ラピナス大陸」に存在する拠点アルカディアシティ」へと降り立つ。ここで簡単なチュートリアルを済ませたら,自分だけの異世界ライフがスタートだ。

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 シティ内は中央広場を起点に,東ゲート・西ゲート・南ゲートという3つの区画に分かれている。街中はオープンタイプのフィールドで,ほかのプレイヤーの出歩く姿も見られる。広さもそれなりにあるので,ゲームを始めたばかりだと,歩き回るだけで30分くらい時間が経ってしまうかも。これもRPG序盤の醍醐味である。

 ゲームの主な進め方は,中央広場に備えられた「クエストボード」からメインクエストをこなし,物語を追っていくこと。また,各ゲートの出口から未開の地を分け進み,新たな街やダンジョンを探すのも一興だ。ただし,向かう先々によって敵の強さは千差万別なので,物見に留めておかないと場合によっては……気をつけよう(※とはいえ,デスペナルティは無し)。

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 ではさっそく,クエストに挑戦。クエストボードをタッチすると,挑戦可能なクエストの一覧が表示される。一覧にはまず「メイン」「サブ」「協力」「限定」とあり,その中の各クエストをクリアすることで,新たな依頼が追加されていく。クリア報酬はもとより,初回クリア時にはインベントリの拡張やガチャに利用できる「ルピィ」を獲得できるので,うまく活用しよう。

 クエスト選択後は,その場で目的地へと,ワープでひとっ跳び。クエストはMO系のクローズドタイプなフィールドで行うことになるが,ここでラピクロの気軽なマッチング機能が発動。時間差があっても,同じクエストを受けているプレイヤーとは自動的にパーティが組まれ,クエスト達成まで協力することができるのだ(※討伐数などの達成目標は個々で計算)。

 なお,クエストの自動マッチング機能はある種,一期一会である。友人とパーティを組んでじっくりと遊びたい人は,フレンドやギルドを通してパーティを組めば,常に同じメンバーでのマルチプレイが楽しめる。ゲーム内にはコミュニケーションツールとしてチャットとエモートが搭載されているので,うまく使用していこう。

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 バトルでは,画面をタッチでキャラクターが移動,モンスターをタッチで通常攻撃となる。画面下のショートカットバーに登録したスキルアイコンをタッチすれば,スキルが発動。スキルには効果,使用MP,使用後のクールタイムが設けられており,攻撃や回復や補助など,それぞれのジョブで異なる多彩なスキルが用意されている。

 さらに,画面左側の「自動」ボタンを切り替えると,キャラクターが自動で移動・攻撃を行ってくれる。プレイヤーはその間,スキルを任意で発動してもいいし,電車の中で揺られながら画面を眺めるだけでもいい。何一つ操作をせず,クエストすらもクリアできるこのオート戦闘機能こそ,ラピクロの手軽さの象徴なのだ。

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 ただし,敵によってはオート戦闘で放置するのは危険だ。オート戦闘は通常攻撃オンリーであるし,遠近の敵へのターゲティングもバラつくので,時には強敵の群れに飛び込むこともある。また,通常攻撃よりもスキルのほうがダメージ倍率が圧倒的に高いので,自動狩りには快適でも,決して最高率とはいえず,手動のほうがはるかに稼げてしまう。

 本腰を入れてのレベリングや強敵との決戦に挑むときは,パーティを組んだり,攻防のロールをきっちりと取り入れたりと,本格的な操作と判断で挑むといいだろう。どちらがより良いというものではなく,ようはプレイングの棲み分けなのだ。

ギルドを作成,もしくは加入して,コミュニティを広げよう
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アルカディアシティの手引き★
 アルカディアシティは広い。キャラクターもたくさんいる。お店もたくさんある。迷ってしまうとさあ大変。なので,ここではゲーム開始時のアルカディアシティの各区画に存在する施設と,思わず会いたくなってしまう,バストアップ画像付きの魅力的な女性キャラクターたちを紹介しておく。

中央広場:クエストボード,武器屋,道具屋,ギルド,ジョカ(髪形・髪色・ボイス変更)
東ゲート:「アルカディアシティ 東ゲート」
西ゲート:「イシュゴール山道」(北側),「マラッカ砂漠」(南側)
南ゲート防具屋,食材店,染料店,「リトレイア遺跡道」

※「~~」付きの名称は,移動可能なシティ外のエリア名を指している。

★美少女いっぱいラピナス大陸★
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さまざまなジョブと装備を使い分けよう


 キャラクターの個性を決定づける「ジョブ」は,ソードマンやヒーラーなどなど,バトル中のロール(役割)を左右する。ゲーム内には現在10種類のジョブが実装されているが,各ジョブの切り替えに面倒な手続きはいらない。戦闘中・非戦闘中を問わず,メニュー画面の「ジョブ」のタブからポチっと変更するだけ。わずか数秒足らずで,戦士が魔法使いに変身できるのだ。

 実装中のジョブの特徴については下記で紹介しよう。なお,基本ジョブは初期状態でも転職可能なジョブとなり,複合ジョブは“特定の組み合わせのジョブを育て,開放クエストをクリアすると使用可能なジョブ”となる。

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★実装されているジョブの種類(2017年4月8日時点)★

【基本ジョブ(6種類)】
・冒険者:さまざまな装備を使いこなす全ての基礎となるジョブ
・ソードマン:剣と盾を使いこなす近接戦闘のスペシャリスト
・アーチャー:遠距離攻撃とトラップを使いこなすテクニシャン
・マジシャン:魔法攻撃で物理防御の高い敵も楽々攻略
・ヒーラー:回復魔法で味方を援護する戦いの要
・アサシン:敵に状態異常を与えて戦うトリッキーな仕事人

【複合ジョブ(4種類)】
・マジックナイト:物理と魔法攻撃を使い分け,どんな敵とも戦闘可能
ガンスリンガー:銃による遠距離攻撃で敵を殲滅
・バトラーメイド:回復からバフまで使いこなす万能サポーター
・エクスマスター:拳で敵と殴り合う攻撃特化の暴れん坊


 各ジョブのレベルと経験値はそれぞれ独立している。例えば,冒険者で経験値を稼いでレベル2になっても,使用していないアーチャーのレベルは1のままである。ジョブは一定のレベルに達すると,キャラクターのステータスが向上するほか,固有のアクティブスキル or パッシブスキルを覚えていき,性能が強化される仕組みだ。

 MMO経験者には釈迦に説法だろうが,アクティブスキルは“アイコンをタッチすると出せる技”,パッシブスキルは“使用せずとも効果のあるスキル(力+1など)”である。パッシブスキルには単一のジョブ,もしくは全ジョブで効果を発揮するものの2種類が存在するので,万遍なくジョブレベルを上げ,キャラ性能を底上げをするのも手だ。

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 そしてジョブと同じく重要視したいのが,やはり武器や防具である。装備は武具やアクセサリーを含む,計10か所に装備できる。アイテムのレアリティは【N/R/SR/UR】の4種。武器には【HP/MP/攻撃/魔攻/命中/物防/魔防】,防具には【HP/MP/物防/魔防/命中/回避/属性防御 1~2種】など,うち1~6つまでの能力値が割り当てられている(※割り当てられる能力値は物によって異なる)。

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 装備アイテムはクエストで入手したり,ゲーム内のお店で購入したりできるほか,ルピィで引ける「ルピィガチャ」,ゲーム内で獲得可能なゴールドで引ける「ゴールドガチャ」から確保していく。

 レアリティの違いで性能は変わるものの,ゴールド+余った武具で強化する「強化合成」,同一の武具を用いてレベルキャップを開放する「限界突破」を駆使すれば,いくらでもフォローできることを覚えておきたい。

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 なお,事前登録時に行われていたRTガチャキャンペーンが目標数を達成したことに伴い,現在実施中のサービス開始記念ガチャでは,UR武器の出現率が超絶神アップ(20%)している。

 また,事前登録の達成記念として,ゲームを始めたプレイヤーにはガチャ10回分のルピィが配布されるので,強力なUR武器を確保しておきたい人は早めにチェックしておくといいだろう。

★おすすめのジョブ&武器とは★
 冒険の序盤にオススメしたいジョブは,なんといっても「冒険者」。もちろん,近接職でガシガシと狩りたいならソードマンやアサシン,遠距離ダメージディーラーとして活躍したいのならアーチャーやマジシャン,回復・補助で味方を支えたいのならヒーラーと,どれを選んでも問題はない。しかし,あえてオススメするなら冒険者なのだ。

 その理由は装備の共有にある。冒険者は表示上,片手剣と短剣(と盾)を得意としているが,その実,双剣・弓・ロッドだろうとなんでも装備できる。つまり,1つの武器を鍛えるだけで,もう一方の専門職のレベリングが効率的に行えるわけだ。逆もしかりで,専門職で愛用している武器を用いて,冒険者のスムーズなレベル上げも可能である。

 そして,なんでも装備できる冒険者であればこそ,ルピィガチャで強力な武器を入手した際,それがあまり使っていないジョブのものであっても,すぐさま実戦投入することができる。複合ジョブを目標にしたい気持ちはみな同じだろうが,プレイの幅をグンと広げたい人は,すべての基礎となる冒険者にも目を向けておこう。


 キャラクターの外見は防具によって変化する。しかし,「顔飾り」「頭飾り」「セット」「背中」というステータス変動のない“見た目装備”を設定すると,外見を好みのコーディネートで固定できる。つまり,ものすごくゴテゴテした強い鎧で防御力を確保しつつ,見た目はフリフリの可愛らしいドレスにできる,ということである。

 ほかにも,1つのジョブにつき,装備セット(1)(2)を用意できる。装備セットは画面右側の(1)or(2)ボタンを押すことで,戦闘中・非戦闘中を問わず,いつでも切り替え可能だ。物理特化や魔法特化で分けたり,火は風に,土は水に,光は闇に強いといった属性の相克関係を踏まえて仕込んだりすれば,攻略も最適化できるだろう。

(※注意:キャラクターのHPは装備に依存する。HP3000の重装装備セットから,HP1500の軽装装備セットに変更すると,HPは1500になり,すぐさま重装に切り替えてもHPは1500/3000に減少したままだ。HPは自然回復,またはアイテムで回復可能だが,切り替えのタイミングによっては危険な状況を招く。ジョブ変更でも同様だ。臨機応変なジョブ&装備変更に対応しているゲームなればこそ,注意しておくべし)

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 さて,「装備が10か所もあって,装備セットまであって,しかもジョブごとに装備を考えなきゃいけないなんて……」と頭を悩ませている人のために,ラピクロの装備面を支える快適なシステム“自動装備”の充実についても触れておこう。

 装備画面に備わっている自動装備ボタンを押すと,ソート画面が出現する。そこにはレベル順,片手剣 or 双剣,各種属性,回避や命中といった複数のタブがあり,それらを「レア順+火属性+HP重視」と組み合わせるだけで,ジョブと手持ちの装備アイテムに合わせて,最適な装備編成を行ってくれるのだ。

 中でもオススメなのは,キャラクターのすべての能力値が算出されたステータス「総合力」のソート。総合力は強さの指標のみならず,毎日8時に更新されるランキングにも影響を及ぼす。アイテム事情によって,結果的にアンバランスな装備構成になるかもしれないが,数あるアイテムの中から優れた物を探り当て,数値に反映させるには最適だ。

 なので,まずは自動装備を行い,そのあと手動で調整していくと,装備にかかる時間を短縮できる。ぜひぜひ覚えておいてほしい。

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★サブ武器と補助装備★
 ラピクロの装備欄には,「サブ武器」「補助装備」が存在する。

 「サブ武器」は,戦闘中に切り替えて扱う武器……というわけではなく,メイン武器以外の所持している武器を装備することで,それぞれの武器の性能に応じて,キャラクターのステータスがアップするというものだ。

 攻撃力や防御力のみならず,「~~族に1%の追加ダメージ」といった武器固有の特性も反映されるので,特性重視で固めてみたり,攻略対象に応じて特化したりするのもあり。なお,サブ武器として装備可能なアイテムは“同ジョブの武器のみ”となる。

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 もう一方の「補助装備」は,サブ武器と同様にステータスを上げられる装備欄だが,こちらは武器の特性が発揮されず,変動するのはステータスのみとなる。

 しかし,補助装備には武器と防具の2つの欄があり,対象アイテムも“全ジョブの武具”となるため,異なるジョブで鍛えた武器や,強力だけど使い道のなかった防具を利用することで,効果の高い能力アップが見込めるわけだ。

 この2つの装備欄に関しても,上述した自動装備のソートをうまく使うことで,手軽に総合力が上げられる。常々,忘れずに更新しておくといいだろう。

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大陸に存在する150以上のマップを踏破しよう


 街の外にはMMOらしく,さまざまなプレイヤーたちと同期したオープンフィールドが広がっている。また,ラピクロにはサービス開始時点で150以上のマップが存在し,草原や雪山,高地に砂漠など,豊富なロケーションが用意されている。当然,そこに生息するモンスターたちも可愛らしいものから,凶悪なものまで多種多様である。

 ラピナス大陸のマップを大別すると,アルカディアシティをはじめとする「街」,さまざまな環境の「エリア」,攻略が楽しい「ダンジョン」に分けられる。各地には一度でも足を運び,マッピングをしてしまえば,メニュー画面→その他→マップの項目からいつでもファストトラベルが可能だ。戦闘中であっても使用可能なので,とっても快適。

マップだけではなく,一度戦ったことのあるモンスターの場所へもファストトラベル可能(※条件はあり)
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 色彩豊かなさまざまなエリアを抜けて,まだ見ぬ街を目指したり,凶悪なダンジョンに向かったりと,それはまさにRPGならではの大冒険の魅力である。ちょっとしたクエストで仲良くなった人とパーティを組んでみたり,友達と遠い目的地までの行脚を繰り広げたりするのは,想像するだけでも面白そう。

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 マップ内のモンスターは“絶え間なくワンサカと湧いている”ので,大人数で押し掛けないかぎり,MMOで争点になりやすい「横殴り」など,まったく気にせずに済む環境である。ただし,MMOを取り巻くそういった問題や,オート戦闘の手軽さゆえか,1エリアの滞在時間はタイマーによって1時間に制限されている。

 画面上のタイマーは,当該エリアを一度出入りするだけで,いつでも上限の1時間に巻き戻る。普通に遊んでいればそれほど気にならないだろう。しかし,オート戦闘で経験値を稼ぎたいときは,1時間に1回,操作が必須となる。でなければ,1時間後に強制的にアルカディアシティに戻されてしまうのだ。

 リアルの移動中ならまだしも,就寝→操作で起床→就寝といった稼ぎ方は健康にもよろしくないので,諦めてほしい。

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 このタイマーが存在しなければ「家に置いてるサブ端末で,充電しっぱなしで経験値稼ぎ」なんてことができてしまう。そうなると,プレイヤーたちのモチベーションを含め,マルチプレイゲームとしての魅力も格段に下がってしまうのは明白だ。これはプレイヤーに対する制限というよりも,皆が納得して遊べる環境づくりの一環だといえる。

 それにオート戦闘で1時間稼ぎ,1時間後に操作し,また自動狩りを続けるというのは,スマホゲームにおいては簡単そうにみえて,それほど簡単ではない。仕事中の社会人であれば,面倒で過酷なノルマに思うことだろう。ゆえに,ゲームとして手軽でありながら,ゲームを簡単にしすぎないこの仕様が,本作のゲームバランスを保っているのだ。

冒険者のスキルで,モンスターに変身して敵をやり過ごせ
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こうして僕は冒険にでかけた


「リトレイア遺跡を南に抜けると,ガロンシティがあるよ」
「セニート王国には,不老不死の大賢者がいるんだって」

 アルカディアシティの住人から聞ける情報は,冒険の目的を豊かに広げてくれる。「まあ余裕でしょ」という根拠のない自信で,明らかに場違いなエリアへと突入し,まったくダメージが与えられないモンスターたちに囲まれ,ものすごい数の敵群をトレインしながら街中に逃げ帰った後,ようやくたどり着いたRPGの真理である。

 なお,本作ではエリア内の情報もしっかりと同期されているため,敵からあくせく逃げ帰ってから,1分も置かずに外出をすると,トレイン後の悪夢(出入り口に敵の大群がたむろっている図)に襲われる。サービス開始前からゲームを遊べていたのが幸いした。でなければ早々に4Gamerが四方八方でMPKを仕掛けてやがる!!」と通報されていたかもしれない。

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 話は変わって,ここラピナス大陸には,さまざまな力を持つボスモンスターが生息している。中には「君ー,そのおっきな体でボスじゃないのー?」なんて思ってしまうほどの体躯を備えた雑魚モンスターもいるけれど,それはともかく,本稿をカッコよく終わらせるべく,最後に「ボス討伐」に挑むことにした。

 ボス討伐はクエストの「協力」タブ内のコンテンツで,雑魚モンスターの配置された固定のエリア,もしくはダンジョンを抜けて,ボスと戦うといった内容だ。ボスはタフなので,1人プレイの場合はレベル差や装備のアドバンテージを有していないと,若干時間がかかってしまう。複数人で挑むことを考えてのベストな調整なのだろう。

 ※ちなみに,ラピクロにはWave毎に大量のモンスターが攻め込んでくる「防衛戦」も実装されている。それなりに冒険をこなしたプレイヤーなら挑戦してみるべし。

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 とりあえず,はじめのうちは鳥や猫のマスコットのような,難易度相応の可愛らしいボスたちから蹴散らしていく。が,ボス討伐のクエストを進めていけばいくほど,ターゲットとして提示されるのが,巨大で凶悪な面構えのボスだらけに。

 中でも,大きなガタイで素早い突進を仕掛けてくるリザードキング」にはずいぶんと苦戦を強いられ,結果的にゲーム初の敗北を喫してしまった。そこから装備強化の大切さを学ばせてもらった。そのあとワニ肉にしてやったけどな!

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 今回の大捕り物の相手として選んだのは,ドラゴンの巣窟に住まう大型モンスター「サラマンダー」。クエストの確認画面ではサイズ感があまり伝わってこなかったが,実際に対峙してみると,なんとまあ,大きいこと大きいこと。

 サラマンダーは獰猛なかみつき攻撃,周囲の地面を叩く振動攻撃に加え,名前に負けじと火炎放射を浴びせかけてくる,非常に厄介な相手だ。ダンジョン最奥に到着し,サラマンダーとのタイマンが始まって数分,レベル上げ段階のマジシャンでは分が悪いことに気付く。ダメージがまったく通らないうえに,HPの減りもはやいはやい。

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 ここでとっさにジョブを変更することに。一番レベルも高く,装備も整っていたソードマンに変え,火属性の防具で固める作戦だ。メニュー画面は戦闘中であっても開けるが,開いたその瞬間からオート戦闘が停止し,キャラクターがメニュー画面の裏側でモンスターに一方的に叩かれてしまう。実に焦らされるのだけれど……よし,できた!

 ジョブ&装備変更が功を奏し,ダメージレースが安定してきた。このような柔軟な対応こそが,ラピクラー(?)が培うべきプレイヤースキルなのだ。そして画面右側のショートカットボタンから回復アイテムを随時投入しつつ,サラマンダーを削っていく。斬っていく。とにかくスキル連打連打連打! そして間もなく,サラマンダー撃沈。

 勝因はジョブと装備もそうだが,あえて言っておこう。レベル上げに費やした時間の積み重ねが正義であった。装備が強くても,それを引き出すスキルがなければ,ジョブの真価は発揮できない。操作せずに済むオート戦闘のおかげで,仕事中のレベル上げが随分とはかどりました(※筆者のような仕事だから許されます。業種によっては細心のご注意を)。

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 スマホで手軽に遊べるMMORPGが到来したこの時代。ラピクロはMMORPG風の魅力と,スマホゲームならではの手軽さを両立させてきた。特にオート戦闘によるレベリングは抜群の快適性を誇っているので,バランスよく武具を強化し,最適な狩場を見つけて,思う存分楽してほしい。自動狩りによる限界と効率の追求は,スマホMMOの新たなプレイスタイルともいえるだろう。

 そして,誰とでもマルチプレイを楽しめる,心理的な障壁の低さも忘れてはいけない。クエストで自動マッチングしたとき,街中でエモートを見せつけあっているとき,エリア内で辻ヒールをいただいたときなど,普通にプレイしているだけでもきっかけは無数に散らばっているので,いろいろなプレイヤーとコミュニケーションをとってみてほしい。

 以上のプレイガイドを参考に,あなたもよい異世界ライフを